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比全土で局地的な雨 アミハンと東風が交錯、移動に注意

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気象庁は、比北端部には引き続き北東季節風「アミハン」が、それ以外の地域には太平洋からの暖かく湿った東風が影響を及ぼしていると発表

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資料写真=国営PNA通信

 フィリピン気象庁(PAGASA)は20日、比北端部には引き続き北東季節風「アミハン」が、それ以外の地域には太平洋からの暖かく湿った東風が影響を及ぼしていると発表した。燃料価格の暴騰に抗議する全国交通ストライキが決行され、聖週間(ホーリーウィーク)を控えた帰省ラッシュが始まろうとする中、各地で局地的な降雨が予想されている。

 予報によると、バタネス、北イロコス、アパヤオ、カガヤン各州ではアミハンの影響で時折小雨が降る見込みだが、大きな被害が出る可能性は低い。一方、首都圏を含むルソン島のその他の地域、およびビサヤ地方では、東風の影響で晴れ時々曇りとなるものの、所により雷雨やにわか雨が予想されている。特に激しい雷雨の際には、突発的な洪水や土砂崩れが発生する恐れがあり、ストライキ下で屋外での待機を余儀なくされている通勤客や、地方へ向かう旅行者には警戒を呼びかけている。

 ミンダナオ地方でも局地的な雷雨によって一時的な天候の悪化が予想されており、同様に土砂災害への注意が必要だ。ケソン市のPAGASA観測所では、19日の最高気温が31・3度(午後4時)、最低気温が23・7度(午前6時)を記録した。ストライキの影響でジプニーが減少している路上では、雨による体感温度の変化が、徒歩移動する市民の健康管理にも影響を及ぼすと懸念されている。

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