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空港使用料を減額 比全土で、最大200ペソ

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比民間航空局は、同局が運営する全国44の商業空港において空港使用料を4月1日から最大200ペソ減額すると発表

フィリピン民間航空局
フィリピン民間航空局=国営PNA通信

 フィリピン民間航空局(CAAP)は24日、同局が運営する全国44の商業空港において空港使用料を4月1日から最大200ペソ減額すると発表した。マルコス大統領が同日に「国家エネルギー緊急事態」を宣言したことを受け、燃料値上げによる航空運賃の高騰を抑制するための緊急支援策として打ち出された。

 CAAPのラウル・デルロサリオ局長は声明で、「中東情勢の緊迫化が航空業界に与える影響を重く見ている。困難な時期において、空の旅を手の届くものにし続けるための即時救済措置だ」と言明。具体的な減額内容は、国際線が900ペソから700ペソ、国際空港内の国内線が300ペソから150~200ペソ、クラス1主要空港が300ペソから150~200ペソ、クラス2主要空港が200ペソから100ペソ、コミュニティ空港が100ペソから50ペソとなる。

 また、航空会社に対しても、着陸料や離陸料などの航空手数料を最大5000ペソ割引する。ジョバンニ・ロペス運輸大臣代行は会見で、中東紛争前は1バレルあたり約89ドルだったジェット燃料価格が、現在は200ドル近くまで暴騰している現状を指摘。「手数料の減額により、航空会社が燃油サーチャージの上昇を抑え、航空運賃を安定させることを期待している」と述べた。この措置はまず3カ月間実施され、その後の情勢に応じて見直される予定だ。

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