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17年ぶり料金改定へ セブのサンペドロ要塞

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セブ市サンペドロ要塞の料金改定案が浮上、保存費確保へイベント利用料引き上げを検討

 ビサヤ地方セブ市の観光名所サンペドロ要塞の入場料および施設使用料について、セブ市が見直しを検討している。2009年以来となる改定で、老朽化が進む歴史的建造物の維持・保全費用を確保する狙い。地元英字紙サンスター・セブが21日に報じた。

 現行の入場料などを定めた市条例は約17年間据え置かれており、資材費や人件費、電気代の上昇により、現行収入では維持管理が困難になっている。改定案では、保存・修繕の資金確保に加え、来訪者向けサービスや施設の改善、観光地としての競争力維持を目的としている。

 一方、一般来場者への負担は据え置かれる。入場料は一般50ペソ、学生および高齢者40ペソのままとし、教育的・文化的アクセスの維持を重視した。

 変更の中心はイベント利用料で、結婚式や催事などの貸し切り料金が引き上げられる。子ども遊び場は商業利用で平日最大1万6000ペソ、週末1万8000ペソ、庭園の専用利用は平日1万1500ペソ、週末1万3500ペソなどとする案が示された。冷房完備のホールも6時間利用で最大1万8000ペソに設定される。(川上佳風)

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