燃料高騰でも格安セール継続 セブパシフィック
中東情勢による燃料高騰の中でも、セブパシフィックは格安セールを継続し、需要喚起を図る方針を示した
格安航空会社大手セブパシフィックは、中東情勢の緊張激化に伴いジェット燃料価格が急騰する中でも積極的な座席セールと割引運賃を引き続き実施する方針を示した。ザ・フリーマンが10日報じた。
同社のザンダー・ラオ社長兼最高財務責任者(CC0)によると、ジェット燃料は昨年1バレル当たり80~85ドルだったが、最近では180~200ドルに跳ね上がったという。燃料費は航空会社の主要な運航コストの一つであり、価格上昇が長期化すれば航空券価格への転嫁も避けられない。
同社は、保有機材の70%以上が燃費効率の高い新型エンジン搭載機であることなどから、低コスト・大量輸送型のビジネスモデルにより当面は価格競争力を維持できるとみている。
また、同社の中東路線はドバイやリヤドなどに限られており、他の国際航空会社に比べ影響は比較的限定的とされる。地政学的な不確実性が続く中でも、国内外の旅行需要は依然として堅調で、同社は運航計画や価格戦略を随時見直しながら対応していく方針だ。(川上佳風)








