セブでコメ価格が高騰 供給不足と燃料費上昇で
ビサヤ地方セブ州でコメ価格が急騰。供給不足や燃料費高騰が原因で市民生活への影響が広がっている
ビサヤ地方セブ州でコメ価格が過去最高水準に達し、市場関係者や住民に大きな負担となっている。供給不足や燃料費の高騰、最近の自然災害などが重なり、価格上昇に拍車をかけている。サンスター・セブが7日付で報じた。
穀物小売業者連盟のアーウィン・ゴクオン氏さんによると、コメ価格は昨年から上昇傾向にある。特に世界的な原油価格の上昇が大きな要因で、農作業や輸送に燃料が必要なため、石油価格の上昇がそのままコメ価格に影響するという。
現在、セブへのコメ供給量は少なく、安価な在庫はすでに不足している。卸売業者が限られた在庫を少しずつ市場に出しているため、各市場では品薄状態が続いている。マンダウエ公共市場の事業者によると、倉庫の在庫はほぼ空の状態で、50袋注文しても20袋や10袋しか入荷しないこともあるという。特に地元産米の不足が深刻だ。
一方、稲作農家では3月中旬から下旬にかけて収穫期を迎えることから、供給増加による価格安定が期待されている。さらに政府はラプラプ市で、1キロ20ペソで販売する支援計画の導入を予定しており、低所得者や高齢者などを対象に1回10キロ、月最大30キロまで購入できるとしている。(川上佳風)








