韓国市場への攻勢を強化 「体験型観光」を柱に誘致拡大へ
観光省は韓国市場からの旅行需要を最大化するため、統合的なマーケティング戦略を展開すると発表した
観光省(DOT)は5日、韓国市場からの旅行需要を最大化するため、統合的なマーケティング戦略を展開すると発表した。航空会社や大手旅行代理店15社との共同プロモーションに加え、ソウル市内での大規模な屋外広告やデジタルキャンペーンを強化し、マニラ、セブ、ボホール、ボラカイ、クラークといったフィリピンの主要観光地への韓国人観光客誘致を加速する。
2025年の韓国人訪問者数は134万6301人に達した。これは比を訪れた全外国人観光客の20・76%を占め、米国、日本、オーストラリア、カナダを抑えて圧倒的な1位を維持している。コロナ禍前(19年)の水準に対する回復率は62・9%に達しており、極めて強固な需要基盤が証明されている。
DOTは、マルコス政権が掲げる「体験型観光」の優先方針に基づき、韓国人旅行者の嗜好の変化に合わせた①美しい海を背景にしたアイランドホッピングやシュノーケリング②韓国で絶大な人気を誇るゴルフ観光③「ボホール+セブ」や「ボホール+首都圏」といった、一度の旅行で複数の都市を巡るプラン――などの製品開発を進めている。さらに、英語学習プログラムや長期滞在の提案を通じて、レジャー以外の層も取り込む戦略だ。
今週行われた李在明大統領との首脳会談において、マルコス大統領は「韓国の人々が比の果物、観光地の美しさ、そしてホスピタリティを高く評価してくれていることを嬉しく思う」と言及。クリスティーナ・フラスコ観光相も「韓国は最も重要なパートナー」との声明を出した。
DOTは今後、ソウル国際トラベルフェアや国際ボートショーなど韓国国内の主要イベントに積極的に参加し、マリンスポーツやゴルフ体験の魅力を直接アピールしていく方針。








