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税務調査再開で上院公聴会実施へ BIRの改革措置を確認

609字|2026.2.4|経済

2カ月にわたり凍結されていた税務調査再開で、上院ブルーリボン委員会がBIRから改革措置の説明を受けると明らかにした

パンフィロ・ラクソン上院議員=上院議会ホームページより

 上院ブルーリボン委員会のパンフィロ・ラクソン委員長(上院議長代理)は2日、恣意的な税務調査が恐喝や汚職につながっているとして財界から苦情が高まり昨年11月から中断していたものの、改革措置が導入されたとして先月末に再開すると発表された内国歳入庁(BIR)による税務調査について、「(恐喝が繰り返されることを防ぐために)今週中に同庁から改革の中身について説明を受ける必要がある」との認識を示した。3日付け英字紙スターが報じた。

 この問題について昨年の上院財政委員会で強い懸念を表明していたエヘルシト上院議員は最近、税務調査の改革措置についてBIRのメンドーサ長官と協議したことを明らかにしていた。

 同議員によると、これまでに同一の企業や納税者に対して1年間に複数回にわたり税務調査開始通知書(LOA)が発行されて恣意的な税務調査につながったとの苦情が多かった点について、BIR側は改革措置としてLOAの当該納税者に対する発行回数を1年間に1度だけに制限することを決めたという。また、今後発行されるLOAはすべてBIRの長官室からの承認を得ることが義務付けられたとし、地域事務所など下位レベルの担当者だけで発行することが不可能となっている。

 さらに、メンドーサ長官によると、このLOAの発行に関する真正性も、BIRのチャットボット(自動会話プログラム)を通じて今後、オンラインで確認することが可能となっている。

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