イーラ、準々決勝で敗退 コロンビアのオソリオに屈する
女子テニスのWTA 125「フィリピン・オープン」準々決勝で、比のアレクサンドラ・イーラ選手はコロンビアのカミラ・オソリオ選手にストレートで敗れた
女子テニスのWTA 125「フィリピン・オープン」は29日、首都圏マニラ市のリサール・メモリアル・テニスセンターでシングルス準々決勝が行われた。地元フィリピンのアレクサンドラ・イーラ=世界ランク49位=は、第5シードのカミラ・オソリオ=コロンビア=に 4-6, 4-6 のストレートで敗れ、ベスト4進出はならなかった。
試合は序盤から息の詰まるストローク戦となった。イーラ選手は強烈なフォアハンドで積極的に攻め込んだが、オソリオ選手の広い守備範囲と、緩急をつけた巧みな配球に苦戦。第1セットを4-6で落とした。
第2セットも一進一退の攻防が続き、イーラ選手は第2セット中盤でブレークバックを見せるなど意地を見せましたが、勝負どころでのミスが響き、最後はオソリオ選手の安定したサービスゲームを崩せず、1時間35分の激闘に終止符が打たれた。
試合終了の瞬間、イーラ選手は膝をつき、その後、勝者を称えてネット際でオソリオ選手と握手を交わした。コートを去る際、鳴り止まない「アレックス!」コールに対し、涙を浮かべながら手を振って応えた。
試合後の会見でイーラ選手は、「勝てなかったことは悔しいが、このコートで応援を感じながらプレーできたことは一生の宝物。祖父も、きっと私の戦いぶりを許してくれると思う」と、声を詰まらせながら語りました。
地元優勝という大きな目標は達成できなかったが、今大会で見せた勇姿は比テニス界に新たな歴史を刻んだ。イーラ選手は今後、WTA 500「ムバダラ・アブダビ・オープン」にワイルドカード(主催者推薦)での出場が決まっている。



