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水没儀礼で我慢し過ぎて2人水死

ミンダナオ地方南部のサランガニ州アラベル町で16日午前10時ごろ、現地に住む先住民タガカウロ族の農民2家族による土地紛争を解決するため、先住民のリーダーたちがグラマン川で行っていた儀礼の最中に2家族の代表者2人が水没したまま浮上せず、水死した状態で周囲の人々に引き上げられた。警察の調べによると、死亡したのはトミー・マンサグさん(69)とガスパー・パラサノンさん(49)の二人。彼らはそれぞれの家族の代表者として、農地の所有権を巡り紛争調停を同じ先住民のリーダーたちに要請。最初はリーダーの住むバランガイ(最小行政区)での協議で解決を目指したが交渉が決裂。リーダーたちは2家族のメンバーや一族たちをグラマン川に集め、そこで体を川の水に潜水させて息を止める時間の長さで所有者を決める先住民特有の儀礼を行なうことになった。2家族の代表者だったトミーさんとガスパーさんが自ら浅い川に同時に潜水し、耐久時間を競ったが、2分が経過しても二人とも川から顔を上げず、驚いた家族たちが彼らを川から引き上げると二人とも呼吸していなかった。二人は急いで病院に運ばれたが、いずれも死亡が確認された。(18日・ピリピノスターガヨン)

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