有力政治家の家族が人身売買に関与か
国家捜査局は今月21日、首都圏パサイ市にある雑居ビルに入居する「シカゴKTVバー」と「ブルーホテル」と名称が付く商業施設2カ所を立ち入り捜査し、性的搾取を受けていた人身売買被害者の女性54人を保護すると同時に、店の関係者らを逮捕した。マティバッグ国家捜査局長は27日、この商業施設の名義上のオーナーが有力政治家のマイク・デフェンサー氏の妻ジュリー氏と息子のミゲル氏であることを明らかにした。KTVバーで働いていた女性たちの多くはシングルマザーたちで、いずれも25歳以下だった。調べによると、1階にあるバーで女性と顧客が性的サービス供与で合意すると隠し通路を使って2階にあるホテルの部屋に直行できるシステムだったという。国家捜査局によると、これらの商業施設に対する捜査は長期間にわたっており、元下院議員のデフェンサー氏がケソン市長選に立候補した際にはケソン市内の各バランガイ幹部らを接待する場所としても使われていたという。(28日・ピリピノスターガヨン)

