フランスで政治亡命を申請 コー元議員、大統領府が確認
大統領府は、逃亡中のサルディ・コー元下院議員が現在はフランスに滞在しており政治亡命を求めていると発表
マラカニアン宮殿(大統領府)は28日、逃亡中のサルディ・コー元下院議員が現在はフランスに滞在しており政治亡命を求めていると発表した。クレア・カストロ大統領府広報官は、ビダ司法相およびラザロ外務相からの最新情報として、コー氏がチェコを出国したことを認めた。これを受け、フェルディナンド・マルコス大統領は、同元議員をフィリピンへ連れ戻せなかったことに対し、深い「失望」を表明した。
外務省が入手した「極めて信頼性の高い情報」によれば、コー氏は現在フランス当局の管轄下におり、同国に対して政治亡命の請願書を提出したとされる。同氏は以前、適切な渡航文書を所持していなかったため、チェコとドイツの国境で足止めされ、チェコ当局に拘束されていた。マルコス大統領はこの事態を重視し、チェコおよびフランスの駐比大使と面談して、今後の行動やコー氏の法的地位について協議する予定だ。
コー氏は、不透明な洪水対策事業や予算の不当な挿入に関連する疑惑で追及を受けており、2025年7月に「治療目的」の渡航許可を得て出国して以来、比国内でその姿は確認されていない。大統領府は、法的な説明責任を逃れるために海外で亡命を申請する逃亡者の「パターン」が固定化しつつあることに懸念を示しているが、マルコス大統領は他国の法的手続きには介入しない方針も同時に強調している。







