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「イエローアラート」発令 ルソン・ビサヤ両送電網

447字||社会

国家送電会社は、発電所の相次ぐ停止と電力需要増加を受け、ルソン、ビサヤ両送電網に対して「イエローアラート」を発令

資料写真
資料写真=国営PNA通信

 国家送電会社(NGCP)は16日、発電所の相次ぐ停止と電力需要増加を受け、ルソン、ビサヤ両送電網に対して電力供給の「イエローアラート」を発令した。酷暑が需要のピークを押し上げ、供給の「余裕」が危険な領域まで減少している。ルソン電力網のアラートは午後4時から約6時間、ビサヤ電力網でも午後6時から1時間の警戒状態が続いた。

 NGCPの発表によれば、ルソン電力網ではエクセレント・エネルギー・リソーシズ(EERI)の第1~第3ユニットやイリハン発電所、イサベラ州のマガット水力発電所など、計35箇所の発電所が強制停止に追い込まれ、14箇所が出力制限を実施。これにより計5137・2メガワットもの供給能力が失われた。ピーク需要予測1万1996メガワットに対し、供給量は1万2223メガワットと極めて僅かな差しかなく、まさに「綱渡り」の状態にある。

 ビサヤ送電網においても15箇所が停止、13箇所が制限下にあり、さらにルソン送電網からのリンクを通じた電力供給が途絶えたことが追い打ちをかけた。

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