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ナボタス市周辺の衛生埋立跡地で火災 環境管理局がドローンで大気汚染監視

609字||社会

ナボタス市近隣の小島に造成された衛生埋立地で火災が発生。環境監理局がドローンで大気汚染を監視

11日に衛生埋立跡地で消火にあたるヘリ
11日に衛生埋立跡地で消火にあたるヘリ=ナボタス市広報課のフェイスブックページより

 首都圏ナボタス市にある衛生埋立跡地(管理型最終処分場跡地)で10日午後7時56分ごろ、火災が発生した。ジョーンレイ・ティアンコ市長は同日夜のフェイスブック投稿で、同市消防局が火災をコントロール下に置いたと明らかにした。12日付け英字紙スター電子版が報じた。

 しかし、ナボタス市広報課のフェイスブック投稿によると、11日に入ってもまだ一部で発火がみられ、煙が各地で発生。同市は比空軍の協力を得て、ヘリコプター2機による空中からの消火剤散布などを行った。空中消火剤散布は12日午前にも実施される予定。

 この衛生埋立跡地は、マニラ湾に浮かぶ小島に造成された埋立地で現在は使われていないという。この小島はナボタス市の管轄ではなく、人も住んでいないものの、2.6キロメートル離れたナボタス市の住宅地に火災の煙が届く状況のため大気汚染の深刻化が懸念されている。

 一方、環境天然資源省の環境管理局は11日の発表で、火災が発生した直後からドローンと大気汚染モニタリングチームを現地に派遣し、大気汚染による近隣住宅地への健康リスクの評価と監視を開始したことを明らかにした。

 また、同局は火災現場から近いナボタス市やブラカン州の一部など周辺自治体に対して外出を控え自宅などの窓を閉めて煙や大気を一時的に遮断するよう勧告している。また、外出する必要がある場合にはN95基準のフェイスマスクを着用するようアドバイスしている。

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