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「大移動」に厳戒態勢 聖週間明けで治安当局など

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国家警察と運輸省は、聖週間のUターンラッシュに合わせ全国の主要幹線道路および交通拠点での警備と安全確認を大幅に強化

パラニャーケ市の総合バスターミナル
パラニャーケ市の総合バスターミナル=国営PNA通信

 国家警察(PNP)と運輸省(DOTr)は5日、聖週間の休暇を地方で過ごした数百万人の帰省客が首都圏などの都市部へ戻り始めるUターンラッシュに合わせ、全国の主要幹線道路および交通拠点での警備と安全確認を大幅に強化した。復活祭の当日を迎え、移動のピークが予測されるなか、政府は国家エネルギー緊急事態下での混乱を最小限に抑えるべく、全警戒態勢(フルアラート)を継続している。

 PNPのナルタテス長官は各部隊の指揮官に対し、主要道路や交通ハブでの積極的な警戒活動を維持するよう命じた。特に、燃料価格が1リットルあたり120ペソを超え、来週には軽油が170ペソに達するというなか、公共交通機関(PUV)の重要性が増している。警察は他政府機関と連携し、バスなどの車両点検を徹底するとともに、酷暑と経済的ストレスに晒されているドライバーの心身の健康状態についても細かく監視することで、事故の未然防止を図る方針だ。

 一方、ニノイ・アキノ国際空港(NAIA)では、第3ターミナルでオーストラリア人旅行者の現金が盗まれる事件が発生した。運輸省のロペス長官は、関与が疑われるセキュリティ担当職員らを即日更職とし、旅客の手荷物検査だけでなく、検査員自身に対する検査も強化するよう保安局に指示した。

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