迫害やプロパガンダに耐える法的手続きを 副大統領の弾劾審議が新たな段階へ
下院司法委員会がサラ・ドゥテルテ副大統領に対する弾劾訴追の正式な公聴会を開始する中、副大統領陣営は、委員会という法的な場だけでなく、カメラを前にした記者会見や手続き上の異議申し立て、憲法上の議論など、世論の場でも戦いを挑むことを選んだ。
3月25日、司法委員会は彼女を欠席のまま審議を進め、国家捜査局(NBI)による脅迫調査に関連する記録および彼女の資産・負債・収入申告書(SALN)の提出を命じる召喚状を発行し、議員ら自身が「本審理」と表現する段階へと案件をさらに進めた。弾劾は憲法上の救済措置であり、メディア戦略ではない。それは、規則に基づき、証拠の力によって、秩序ある場において重大な告発を検証するために設けられたものである。
同委員会はすでに、実質的に十分な根拠があるとして2件の申し立てを認定している。これは有罪判決に相当するものではないが、告発内容が正式な精査に値するほど深刻であることを意味する。
しかし闘いの場が委員会の部屋から世間へと移った時、危機が始まる。支持者たちは、憤りが証拠であり、世間の注目が迫害であると信じ込まされることになる。そうすると、事実関係が十分に検証される前に、憲法上の手続きが党派的なパフォーマンスへと変質してしまう危険性がある。
彼女の弁護団は、下院は弾劾手続きを開始できるが、審理を行うのは上院のみであると主張しており、最高裁への再提訴の可能性も示唆している。その主張は、憲法上の論争が扱われるべき場所、すなわち適切で法的な場において解決されなければならない。しかし、対話を拒みながら同時に世間の耳目が集まる場所で審理を行うことは、無視できないほど明白な矛盾を生み出す。そうした場を代替の法廷として利用しながら、その手続きを違法だと非難することはできない。
最高裁が2025年に下した、1年の弾劾手続き禁止期間および手続き上の問題で無効とされた前回の弾劾についての判決は、副大統領を無罪としたものではない。実際、同裁判所は、この決定が彼女を免責するものではなく、適切に追及されればその根拠は再び提起され得ると明言した。
もし告発内容が誇張されているのであれば、公聴会はその事実を明らかにするはずだ。もし証拠が不十分であれば、記録がそれを示すだろう。もし告発が政治的な動機によるものであれば、反抗的な態度ではなく規律ある参加こそが真実を明らかにするだろう。
世間の注目はしばしば権力と混同されがちだ。しかし、説明責任がマイクを突きつけるだけの対立に矮小化されてしまっては、わが国にとって何の益もない。この国には、単なるパフォーマンスではなく、迫害にもプロパガンダにも耐えうる、強固な法的手続きが求められるのだ。(27日・マラヤ社説)







