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反省と無私の奉仕を 聖週間の枝の主日ミサで大統領

588字||社会

「枝の主日」ミサが各地の教会で行われ、信者たちがパラスパスと呼ばれるパームヤシの飾りを買い求める姿がみられた

枝の主日のミサが行われたバタンガス州リパ市のサンセバスチャン・メトロポリタン大聖堂
枝の主日のミサが行われたバタンガス州リパ市のサンセバスチャン・メトロポリタン大聖堂=カトリック司教協議会フェイスブックより

 イエス・キリストのエルサレム入城から磔刑による死を経て復活するまでの受難を記念するカトリック教徒の年中行事、ホーリーウィーク(聖週間)の「枝の主日ミサ」が29日、各地の教会で行われた。イエスがイスラエルに入城した際に、人々がしゅろの葉を振って迎えたという故事にちなんだミサで、信者たちは「パラスパス」と呼ばれるパームヤシの葉で編んだ飾りを買い求め、司祭らから聖水をかけてもらってから家に持ち帰る人々の姿が各地で見られた。

 枝の主日のミサを控えた28日、マルコス大統領は声明を出し、「ホーリーウィークを厳かに迎えるにあたり、無私の奉仕で信仰の誓いを更新し、しばしの休息と反省の瞬間を持つように」と国民に呼びかけた。また、「困っている人に手を差し出し、他者のために犠牲となることで、イエスのメッセージの精神を保つように」とも述べている。

 一方、29日付け英字紙インクワイアラーによると、枝の主日ミサで使うパラスパスを教会の周辺で販売する露天商らが、石油価格の高騰を受けて、このパームヤシの飾りの価格を引き上げている。

 ケソン州ルセナ市のカトリック教会でも露天商らが同州タヤバス町から仕入れた簡素なパラスパスの価格を昨年の25ペソから35ペソに引き上げていたほか、リボンの飾り付きのパラスパスの場合は昨年の40ペソから45ペソにやはり5ペソ引き上げて売っていたという。

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