1・2万人の警官隊を配備 聖週間の安全確保へ
聖週間および夏季休暇期間中の公共安全を確保するため、1万2000人を超える警察官を首都圏全域に配備
首都圏警察(NCRPO)は23日、聖週間および夏季休暇期間中の公共安全を確保するため、1万2000人を超える警察官を首都圏全域に配備したと発表した。交通ハブや主要幹線道路、商業地区などの「人が集まる場所」に重点を置く。今回の配備は、帰省ラッシュの混乱だけでなく、燃料価格の高騰に抗議する大規模なデモ活動への即応態勢を整える狙いもある。
NCRPOのヘーゼル・アシロ報道官は記者会見で、首都圏内の135の交通拠点と329の教会に「警察支援デスク(パトロール拠点)」を設置することを明らかにした。特に教会には計1153人の警察官が配置され、礼拝に集まる市民の安全を守る。アシロ氏は「我々は市民が安心して過ごせるよう、あらゆる不測の事態を想定して警備にあたっている」と言明した。
一方、国家警察(PNP)のハイウエーパトロール隊(HPG)は、陸運局(LTO)および陸運認可調整委員会(LTFRB)と連携し、長距離バスの「道路適合性(車検状態)」の検査や、運転手の体調確認を強化している。PNPのホセ・ナルタテス長官は「先制的な措置こそが、悲劇を防ぐ唯一の手段だ」と強調した。
国連(UN)のデータによれば、フィリピンでは交通事故により毎日平均32人、年間で約1万1000人が命を落としている。






