フィリピン新聞

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3.8億ペソの違法薬物押収 3月第1週、容疑者119人検挙

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違法薬物取締庁が直近1週間で全国85件の一斉取り締まりを敢行。押収した違法薬物の末端価格は計3億8000万ペソ

 フィリピン違法薬物取締庁(PDEA)のイサガニ・ネレス局長は10日、直近1週間で全国85件の一斉取り締まりを敢行したと報告した。今回の作戦では、港湾での大規模な密輸阻止から山岳地帯の大麻栽培地の壊滅に至るまで、極めて広範囲かつ徹底的な作戦が行われた。押収された違法薬物は、46キロ超の結晶メタンフェタミン(通称シャブ)をはじめ、21万株を超える大麻草、225キロの乾燥大麻、さらには約4キロの結晶エクスタシーなど多岐に渡り、末端価格は総額3億8000万ペソ。

 逮捕された119人の容疑者の中には、街頭で販売を行う「プッシャー(密売人)」54人のほか、麻薬の取引場所を提供する「ドラッグ・デン(麻薬の巣窟)」の運営者17人が含まれている。

 ネレス局長は声明で、「今週の成果は比国民にとって大きな勝利だ。違法薬物で利益を得ようとする者に対し、我々が一切の妥協を許さない姿勢を示した」と強調した。逮捕された全員が、2002年包括的違法薬物取締法(共和国法9165号)違反の疑いで起訴される予定であり、押収物は裁判の証拠として科学捜査研究所の管理下に置かれている。

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