「非常に実り多かった」 マルコス大統領が米国から帰国
マルコス大統領と代表団を乗せた航空機が、11日午後11時29分(フィリピン時間)、ニノイ・アキノ国際空港に到着
マルコス大統領と代表団を乗せた航空機が、11日午後11時29分(フィリピン時間)、ニノイ・アキノ国際空港に到着した。大統領は今回のニューヨークでの実務訪問について、国際紛争の平和的解決の推進、国連安全保障理事会への非常任理事国立候補への支持取り付け、および投資誘致において「非常に実り多い」ものであったと総括した。
訪問中、大統領は国連本部で開催された「第70回女性の地位委員会」に出席。演説の中で、「女性のエンパワーメント(地位向上)こそが国家の進歩の尺度である」と強調し、女性への暴力防止や意思決定プロセスへの参加拡大に向けた教育と団結の重要性を訴えた。
また、国連総会の特別会合では、193の加盟国代表を前に、法の支配、多国間主義、そして紛争の平和的解決を主張。2027~28年の国連安保理非常任理事国への立候補を改めて表明し、フィリピンが「インド太平洋地域、開発途上国、気候変動に脆弱な諸国、そして中所得国の声を代弁する役割を果たす」と宣言した。
外交活動の傍らで行われたビジネスリーダーとの会談でも大きな進展があった。USメディカルグローブとは、比国内への製造工場建設の計画について協議し、実現すれば2000人以上の新規雇用を創出する見込みだ。また、JPモルガンの幹部らと、世界経済の動向や地政学的緊張が金融市場および原油価格に与える影響について意見交換を行った。








