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エルニーニョ警報発令 PAGASA、6月から8月にかけて深刻化か

456字||気象・災害

気象庁は、エルニーニョ現象が今年6月から8月にかけて発生し、2027年初頭まで持続する可能性が極めて高いとして警報発令

エルニーニョ現象
エルニーニョ現象

 フィリピン気象庁(PAGASA)は22日、エルニーニョ現象が今年6月から8月にかけて発生し、2027年初頭まで持続する可能性が極めて高いとして、「エルニーニョ警報」を発令したPAGASAによれば、同期間内にエルニーニョが発生する確率は79%に達しており、全国各地で平年を下回る降雨量や乾燥した天候、さらには深刻な干ばつが引き起こされる恐れがある。

 エルニーニョ現象は、比太平洋側周辺の海水温が平年より低くなる一方で、中部および東部赤道域の水温が平年より高くなる現象を指す。PAGASAのナサニエル・セルバンド局長は会見で、エルニーニョによる降雨不足が、エネルギー生産、農業、および水資源という国家の根幹を支えるセクターに深刻な打撃を与える可能性があると警告し、国民に対し、節水や効率的なエネルギー利用といった「防衛的なライフスタイル」への転換を呼びかけた。

 南西季節風(ハバガット)の期間中には、比西側で一時的に平年を上回る降雨がある可能性も残されているが、全体としての乾燥傾向は避けられない見通しだ。

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