サーチャージがレベル19へ急上昇 国際線は最大1万5000ペソの追加負担
民間航空局は燃油サーチャージについて、16日から30日までの適用レベルを、これまでの「8」から「19」に11段階引き上げ
フィリピン民間航空局(CAB)は22日、航空運賃に付加される燃油サーチャージ(燃油特別付加運賃)について、16日から30日までの適用レベルを、これまでの「レベル8」から一気に11段階引き上げ、「レベル19」に設定すると発表した。今回の改定により、国内線のサーチャージは距離に応じて627ペソから1824ペソ、国際線では2070ペソから最大で1万5397ペソに上昇する。4月前半のレベル8(国内線253~787ペソ、国際線835~6209ペソ)と比較して、国際線の長距離便では2倍以上の負担増になる。
CABは今回の措置を、不安定な世界情勢による石油価格の乱高下から航空運営を維持するための「暫定的な緊急措置」と説明しており、為替適用レートは1ドル=59・95ペソというペソ安水準に基づいている。
エアアジア・フィリピンは声明で、ジェット燃料価格が2025年比で2倍以上に急騰しており、地政学的な不確実性によって当初の予測を大幅に上回るコスト増に直面していると強調。航空各社は「手頃な運賃」というビジネスモデルの維持に苦慮しており、安全性と信頼性を損なうことなく、いかに「空のアクセシビリティ」を確保するかが最大の課題となっている。







