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セブ観光を後押し マクタンEXPO開業

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セブに大型会議施設マクタンEXPOが開業し、観光振興と国際イベント誘致の拠点として期待が高まっている

 マルコス大統領は16日、ビサヤ地方セブ州ラプラプ市に建設された大型会議施設「マクタンEXPO」の開業式に出席し、同施設が観光振興とイベント産業の強化に寄与するとの期待を示した。地元英字紙セブ・デーリー・ニュースが同日報じた。

 同施設は不動産大手メガワールドが約15億ペソを投じて建設した2階建てのコンベンションセンターで、会議や展示会、報奨旅行などを対象とした「MICE」分野の拠点として位置付けられる。最大約3000人を収容できるホールを備え、用途に応じて3分割も可能。会議室やVIPラウンジ、展示スペースなども整備されている。

 マルコス大統領は、東南アジア諸国との観光競争が激化する中での開業の意義を強調。「昨年の訪問客は約600万人にとどまり、年間3000万人を迎えるタイとの差は大きい」と述べ、観光基盤の強化が急務との認識を示した。その上で、同様の施設整備を進めることで、訪問者にとって魅力的で利便性の高い環境を整える必要があるとした。

 また、アクセスの良さと国内有数の観光地としての評価から、セブは今後も観光戦略の中核を担うと指摘した。

 同施設では今年1月に東南アジア諸国連合(ASEAN)観光展示会が開催されたほか、5月の第48回ASEAN首脳会議の公式会場としても使用される予定で、域内から3000人以上の参加が見込まれている。(川上佳風)

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