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きょう石油製品再び大幅値上げ 軽油1リットル100ペソ超えへ

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石油元売り各社は17日から複数日かけて石油製品価格の大幅引き上げを実施

ガソリンスタンドの価格表示版
ガソリンスタンドの価格表示版

 エネルギー省は16日、石油元売り各社が17日から23日にかけて、ガソリンや軽油など石油製品価格を再度、大幅に引き上げることを明らかにした。軽油は各社1リットル当たり20ペソ40センタボ~23ペソ90センタボの幅で引き上げる予定で、軽油1リットル当たりの価格がついに100ペソの大台に突入する。英字紙スター電子版が16日報じた。

 同省によると、石油元売り最大手のペトロンが軽油を1リットル当たり20ペソ40センタボ、ガソリン価格を同12ペソ90センタボ、灯油価格を同8ペソ90センタボ、それぞれ17~19日の3日間に分けて引き上げる。

 また、シェルも軽油を23ペソ90センタボ、ガソリンを16ペソ60センタボ、灯油を6ペソ90センタボ、それぞれ17~19日の3日間に分けて引き上げる。

 さらに、トータルが軽油を20ペソ70センタボ、ガソリンを14ペソ10センタボ、それぞれ17~18日の2日間に分けて引き上げるという。

 石油製品価格は中東紛争の激化を受けて10日から数日かけて、やはり軽油で1リットル当たり最大で24ペソ25センタボ、ガソリンで同13ペソ、灯油で38ペソ50センタボ、それぞれ引き上げられていた。先週末には軽油価格が1リットル当たり90ペソ近くまで上昇しており、17日から再度引き上げられると同100ペソ台の突破が確実とみられている。

 マルコス政権は議会の法案を通じて、燃油税の一時凍結を実施できる権限をマルコス大統領に付与する非常大権を利用し、同税の凍結を実施する方針。燃油税は軽油で1リットル当たり6ペソ、ガソリンで同10ペソの燃油税が課税されている。

 また、これとは別に社会福祉開発省と運輸省は、ジプニー運転手などの公共交通機関で働く労働者に対して一律、5000ペソの燃料助成金の支給を17日から実施する計画。

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