バイオ燃料支援強化を要請 燃料高騰対策で砂糖業界
砂糖業界団体が国産バイオエタノール支援の強化を政府に要請。輸入石油依存を減らし、燃料価格高騰への対策とする狙い
フィリピン製糖工場協会(PSMA)と砂糖生産者連盟(CONFED)は10日、中東情勢を受けた世界的な原油価格の高騰に対応するため、国産バイオ燃料への政府支援を強化するよう求めた。両団体は声明で、国内産バイオエタノールをガソリンに混合して使用することが石油輸入への依存を減らし、燃料価格の安定化につながると指摘している。デジカストネグロスが11日報じた。
CONFEDのバルデラマ会長は、バイオエタノール需要はサトウキビ産業の安定した市場を生み、全国の数十万人の農家や労働者の生計を支える役割もあると強調。国内バイオエタノール混合政策を維持することで、燃料関連消費を国内経済に還元し、農業部門の雇用を守る効果もあると指摘した。
両団体は、バイオ燃料政策の強化はエネルギー安全保障の向上だけでなく、地方経済の安定にもつながるとし、政府の積極的な支援を求めている。(川上佳風)








