フィリピン新聞

本日休刊日

昨年10~12月期は28.7%減 ダバオ地域の漁業生産量

602字||経済

フィリピン統計庁によると、2025年10~12月期のダバオ地域の漁業生産量は前年同期比28.7%減。養殖と海面漁業の落ち込みが影響

 フィリピン統計庁(PSA)はこのほど、2025年10~12月期のダバオ地域の漁業生産量が前年同期比28.7%減少したと発表した。同地域の商業漁業、沿岸漁業、養殖を合わせた総生産量は1万3838・29トンで、24年同期の1万9418・07トンから大きく減少した。ミンダナオタイムズが10日報じた。

 州別では、ダバオデオロだけが生産量を伸ばし、24年の656・07トンから773・99トンへと18・0%増加した。一方、24年に最大の生産量を記録していた南ダバオは58・8%減と最も大きく落ち込み、8373・29トンから3451・28トンに減少した。

 沿岸から15キロ以内で行われる海面沿岸漁業の生産量は6729・79トンで、前年同期の8202・03トンから17・9%減少した。この分野では東ダバオ州が3489・32トンで地域全体の51・8%を占め、依然として最大の漁獲地となっている。

 養殖生産量は5056・92トンで、24年同期の9034・98トンから44・0%減少した。南ダバオ州は依然として最大の養殖生産地だが、7211・17トンから2807・09トンへ61・1%減と大幅に落ち込んだ。

 魚種別では、ミルクフィッシュ(バンガス)が3424・55トンで最多だったが、前年の6606・18トンから減少した。PSAは、養殖活動の縮小などが地域の漁業生産減少の主な要因とみている。(川上佳風)

経済