軽油が最大24ペソ超値上げへ 10日から各社が段階的実施
10日から石油元売り各社が値上げ。軽油は1リットル当たり17.50ペソ~24.25ペソの上昇幅
エネルギー省のガリン大臣は9日、記者会見で、中東紛争の激化による石油供給網の混乱で石油元売り各社が10日から軽油の小売価格を1リットル当たり最大24.25ペソ引き上げるなど、石油製品が大幅に引き上げられると明らかにした。ただし、政府の要請に応じて、複数の元売り業者が10日から12日まで3日間かけて3段階で値上げを実施するという。9日付け英字紙インクワイアラーが報じた。
ガリン大臣によると、石油元売り大手のシェル・ピリピナスは軽油の小売価格を1リットル当たり24.25ペソ引き上げるが、初日の10日には同14.55ペソ分をまず引上げ、11日に7.30ペソ、12日に2.40ペソと3段階に分けて値上げを実施する。
また、ペトロンも軽油価格を今回19.20ペソ引き上げるが、10日にはまず11.60ペソ引き上げ、11日と12日にそれぞれ3.80ペソずつ引き上げるという。
さらに、石油元売り中堅のトータルも軽油価格を20.20ペソ引き上げるが、2日にわけて10.10ペソずつ引き上げるという。
カルテックスのブランドで知られるシェブロンは今回最も引上げ幅の小さい軽油1リットル当たり17.50ペソ引き上げると発表した。しかも10日から7日間かけて1日当たり2.50ペソずつ、段階的に引き上げる。
ジェッティ・ペトロリウムも今回、軽油を1リットル当たり19ペソ引き上げるが、10日には4ペソ引き上げるだけで、11日から5日間かけて毎日、同3ペソずつ引き上げる予定。
一方、石油元売り各社はガソリン価格も1リットル当たり7ペソから13ペソまでの上昇幅で10日から引き上げる。
エネルギー省は石油製品の小売価格を統制することは出来ないが、毎週月曜日に価格改定を各社が発表し、翌火曜日に価格改定を実施した後で基本的に7日間にわたり小売価格の変更は禁じられている。








