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過剰な砂糖輸入で200億ペソ損失も 国内製糖業界が懸念

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砂糖規制庁のロゴマーク
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 ベニテス下院議員(西ネグロス州)は17日、砂糖規制庁が昨年7~11月期の国内製糖工場の操業が本格化する時期に砂糖の輸入量を15万トンまでと上限を設けていたにもかかわらず、実際には42万4000トンまで輸入を許可し、過剰な輸入砂糖により国内製糖業界の損失額が72億8000万ペソに達していると警告した。同議員によると、過剰な砂糖輸入により昨年後半から砂糖キビの価格が従来より38%、モラセス(糖蜜)価格が同56%まで下落している。また、国内の砂糖の備蓄量も前年比で44%増加するなどだぶつきが目立っており、このまま推移すれば今年6月までの損失額は200億ペソまで拡大する可能性があるという。(21日・インクワイアラー)

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