まずは返答に10日の猶予 サラ氏への弾劾裁判招集
上院で弾劾裁判所が招集。サラ氏には弾劾条項に10日間の返答猶予
上院は18日午後3時過ぎ、弾劾裁判所を招集した。カエタノ議長は裁判長として、他の上院議員が判事として、真紅ローブ姿で宣誓を行った。日程に関しては今後、「被告(サラ副大統領)、検察(選任された下院議員)の双方にとって公正で、かつ上院の立法業務を継続できるよう」日程を定める。カエタノ氏はまた、上院衛視長にサラ氏への弾劾状および召喚状の送達を命じた。
被告となるサラ氏には10歴日の回答期限が与えられ、召喚の日程は後で通知される。一方、弾劾裁判検事団からサラ氏の回答の受領から5日以内の反論の提出が可能とされた。
本審理開始に先立ち公判前手続きが行われるが、弾劾裁判事務が日程を定める。
これを受け副大統領室は「弾劾裁判所の開廷と召喚状の発出の事実は認識している。憲法と関連規則に基づき適切な返答を提出する」との声明を出した。
サラ氏の弾劾が成立するには、24人いる上院議員の3分の2の賛成が必要。だが「親ドゥテルテ」とみられるカエタノ議長率いる多数派は13議席を占めており、サラ氏が弾劾によって公職を追放される見込みは薄いとみられる。
サラ氏への弾劾を巡っては、機密費の不適正使用などの理由で2024年末に弾劾状が提出されたが、下院側の手続きが憲法で定める「1年1回」の制限に抵触すると最高裁が判断。仕切り直しとなり、2026年2月から2回目の弾劾手続きが再開されていた。








