デラロサ議員への逮捕状を認める ICC、「人道に対する罪」で
国際刑事裁判所は、メディアで報じられていたロナルド・デラロサ上院議員に対する逮捕状が「本物」だと正式に認めた
国際刑事裁判所(ICC)は11日夜、メディアで報じられていたロナルド・デラロサ上院議員に対する逮捕状が「本物」だと正式に認めた。同文書は2025年に非公開で発行されていたが、同日付で「公開」へと分類が変更された。
ICCのオリアーヌ・マイエ報道担当が記者団に明かしたところによると、逮捕状は25年11月6日、ICC予審裁判部第1法廷によって「封印(機密)」扱いで発行された。
デラロサ氏は、ドゥテルテ前政権が推進した「麻薬戦争」において、殺害を実行した人物らと「共通の計画」を共有し、指揮した「間接的な共同正犯」としての刑事責任を問われている。
ICC側は、デラロサ氏が国家警察(PNP)長官を務めていた16年7月から18年4月末までの期間に、少なくとも32人が殺害された事案について、「人道に対する罪(殺人)」に相当すると指摘している。
デラロサ氏は、逮捕状発行の噂が広まった昨年11月以降、公の場から姿を消していた。しかし、昨日11日の上院本会議に突如姿を現し、ソット前議長の解任動議に一票を投じている。同日には、アントニオ・トリリャネス元議員が国家捜査局(NBI)職員と共に逮捕状の写しをメディアに公開し、波紋を呼んでいた。








