フィリピン新聞

マニラ
34度-27度
両替レート
1万円=P3,820
$100=P6145

デラロサ議員への逮捕状を認める ICC、「人道に対する罪」で

524字||社会

国際刑事裁判所は、メディアで報じられていたロナルド・デラロサ上院議員に対する逮捕状が「本物」だと正式に認めた

11日にトリリャネス元議員が公開したデラロサ上院議員に対する逮捕状の写し
11日にトリリャネス元議員が公開したデラロサ上院議員に対する逮捕状の写し=国営PNA通信

 国際刑事裁判所(ICC)は11日夜、メディアで報じられていたロナルド・デラロサ上院議員に対する逮捕状が「本物」だと正式に認めた。同文書は2025年に非公開で発行されていたが、同日付で「公開」へと分類が変更された。

 ICCのオリアーヌ・マイエ報道担当が記者団に明かしたところによると、逮捕状は25年11月6日、ICC予審裁判部第1法廷によって「封印(機密)」扱いで発行された。

 デラロサ氏は、ドゥテルテ前政権が推進した「麻薬戦争」において、殺害を実行した人物らと「共通の計画」を共有し、指揮した「間接的な共同正犯」としての刑事責任を問われている。

 ICC側は、デラロサ氏が国家警察(PNP)長官を務めていた16年7月から18年4月末までの期間に、少なくとも32人が殺害された事案について、「人道に対する罪(殺人)」に相当すると指摘している。

 デラロサ氏は、逮捕状発行の噂が広まった昨年11月以降、公の場から姿を消していた。しかし、昨日11日の上院本会議に突如姿を現し、ソット前議長の解任動議に一票を投じている。同日には、アントニオ・トリリャネス元議員が国家捜査局(NBI)職員と共に逮捕状の写しをメディアに公開し、波紋を呼んでいた。

社会