科学捜査的な領域へ移行 副大統領弾劾で下院司法委
下院司法委のルィストロ委員長は、サラ・ドゥテルテ副大統領弾劾聴聴会が科学捜査的な領域へと移行したと明言
下院司法委員会のヘルビル・ルィストロ委員長は22日、サラ・ドゥテルテ副大統領に対する弾劾聴聴会が、目撃者の証言に頼る段階から、金融記録や公式文書が「真実」を直接語る「フォレンジック(科学捜査的)な領域」へと移行したと明言。委員会冒頭に、これまでのような「個人の思惑」が混じる口頭証言ではなく、改ざんや逃げ口上の通用しない「ハードな記録」による対峙が始まったと強調した。
ルィストロ委員長は「人間とは異なり、数字には動機がなく、嘘をつかない」と述べ、今回の聴聴会がもはや意見やメッセージの応酬ではなく、事実に符合するか、あるいは崩壊するかという極めてシンプルな「検証の場」となることを明示。オンブズマン事務所や証券取引委員会(SEC)から提出された資料を横断的に比較し、副大統領の申告資産と実際の銀行取引との間に存在する重大な乖離を突き止める方針だ。
特に、副大統領自身が委員会での発言を拒んだとしても、「数字は、いかなる記者会見や論点ずらしでも消し去ることのできない明瞭さで語り始める」とし、納税者から託された公金の使途に対する「沈黙を許さない回答」を求める姿勢を鮮明にした。








