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重機投入で煙害鎮圧加速へ ナボタス埋立地火災

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ナボタス衛生埋立処分場の火災で、建設用重機や浚渫機の投入を開始。土砂でごみを埋め戻しへ

くすぶり続けるナボタス衛生埋立処分場に土砂を搬入するダンプトラック
くすぶり続けるナボタス衛生埋立処分場に土砂を搬入するダンプトラック=国営PNA通信

 公共事業道路省(DPWH)は19日、ナボタス衛生埋立処分場の深部へ通じるアクセス道路が完成したことを受け、バックホー(パワーショベル)、ブルドーザー、ダンプトラック、さらには浚渫(しゅんせつ)機を含む大型重機の投入を開始した。DPWHのビンス・ディソン大臣は、民間セクターから追加の浚渫機を借り受けることで、消火・埋め戻し作業の機動力を大幅に強化できるとしている。

 一方、国家警察(PNP)のホセ・ナルタテス長官は、カロオカン、マラボン、ナボタス、さらにはブラカン州まで広がる深刻な大気汚染を受け、現場で任務にあたる警官および周辺住民の健康対策を強化するよう各部隊に命じた。首都圏の複数の地点で観測された微小粒子状物質(PM2・5)の濃度上昇は、長期的な吸入による健康被害を及ぼす危険なレベルに達している。これを受け、ナルタテス長官は警官への防護服の支給に加え、熱中症を防ぐため、定期的な「ヒートブレイク(冷却休憩)」の導入を義務付けた。また、地元の警察ユニットを通じて、煙害が深刻な地域でのフェイスマスク配布も開始されている。

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