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未接種児への感染拡大に警鐘 ケソン市で麻疹143件報告

348字||社会

首都圏ケソン市当局は、今年1月1日から4月15日までの期間に計143件の麻疹(はしか)症例が確認されたと発表した

ケソン市のウェブサイト
ケソン市のウェブサイト

 首都圏ケソン市当局は16日、今年1月1日から4月15日までの期間に計143件の麻疹(はしか)症例が確認されたと発表し、特にワクチン接種対象年齢に達していない乳児への感染拡大に強い警鐘を鳴らした。同市によれば、全症例のうち23件は、ワクチンの初回接種推奨年齢である生後9カ月に満たない乳児であった。また、ワクチン接種したとしても1歳未満の乳児は免疫がつきにくく、周囲の大人や年長児が免疫を持つことでウイルスの連鎖を断ち切る「集団免疫」にたよる面が大きい。

 麻疹は非常に感染力が強く、特に人口密度の高い地域では爆発的に広がる性質を持つ。保健省は、現在続いている熱波が直接的な原因ではないものの、過酷な暑さが人体の免疫系を疲弊させ、ウイルス感染に対する抵抗力を著しく低下させていると指摘している。

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