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火災の原因はメタンガス蓄積か ナボタス埋立処分場管理の不備を指摘

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ナボタス衛生埋立処分場の火災について、環境天然資源省が同施設の閉鎖プロセスに重大な不備があったとの見解を示した

炎は消し止められたものの白煙が立ち上るナボタス埋立処分場
炎は消し止められたものの白煙が立ち上るナボタス埋立処分場=同市ジョン・ティアンコ市長のフェイスブック

 環境天然資源省(DENR)は14日、首都圏の一部で大気汚染を招いたナボタス衛生埋立処分場の火災について、同施設の閉鎖プロセスに重大な不備があったとの見解を示した。DENRのジャニス・パミット局長は火災の原因について、記録的な酷暑によって施設内に蓄積されたメタンガスが自然発火した可能性が高いとの見方を示している。

 DENRの調査によれば、同処分場を以前運営していたフィリピン・エコロジー・システムズ社は、当初提出していた「安全閉鎖および放棄計画」を一方的に取り下げ、共和国法(RA)9003号(生態学的固体廃棄物管理法)に定められた適切な閉鎖手続きを完了させていなかった。パミット局長は、早ければ今週中にも同社を召喚し、法令違反が確認された場合には行政処分に加え、民事、さらには刑事告訴も辞さない構えだ。

 現在、現場ではナボタス市当局や消防局(BFP)、首都圏開発庁(MMDA)が連携し、再発防止のために土壌被覆やガス排気システムの設置といった緊急封じ込め措置を講じている。

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