退役軍人支援の拡充を約束 「勇者の日」式典で大統領
大統領は、国の自由のために戦った退役軍人たちへの支援を「追悼」から「具体的な福祉プログラム」へ進化させると発表
フェルディナンド・マルコス大統領は9日、バタアン州サマット山国立聖堂で開催された「勇者の日」の式典において、国の自由のために戦った退役軍人たちへの支援を、単なる「追悼」から「具体的な福祉プログラム」へと進化させると発表。退役軍人の医療アクセスを強化するため、ビサヤおよびミンダナオ地方への退役軍人病院の新設や全国展開を加速させると明言した。
大統領によれば、昨年1年間で2630人以上の退役軍人とその家族が医療支援を受け、約14万7000人の年金受給者に給付が行われた。また、共和国法11958号に基づく障害年金率の引き上げや、973人の奨学生への支援などの具体的な施策が強調された。
式典に出席した米国のロバート・ユーイング駐フィリピン代理大使もスピーチを行い、1942年のバタアン「死の行進」を乗り越えた比米の絆が、現在は「鉄壁の同盟」へと進化したと評価。2026年は比米外交樹立80周年、そして相互防衛条約(MDT)締結75周年という歴史的な節目であり、地政学的な緊張が続くなかでも両国の協力が盤石であることを強調した。
マルコス大統領は、今こそ比人本来の価値観である「パキキパック・カプワ(他者への慈しみ)」に立ち返り、国民が一致団結してこの試練を乗り越えるべきだと訴えた。
式典ではバタアンで共に戦ったチェコ人犠牲者を称える新たな記念碑も公開された。








