違法採石に「環境保護命令」を発付 最高裁、アンガット・ダム流域
ブラカン州アンガットにある「アンガット川=ブストス・ダム森林保護区」内での違法な採石・土砂採取に対し即時停止を命令
最高裁判所は8日、ルソン地方ブラカン州アンガットにある「アンガット川=ブストス・ダム森林保護区」内での違法な採石・土砂採取に対し、憲法に基づく環境保護命令「カリカサン令状」を発付した。首都圏の主要な水源地を脅かす開発行為に司法が介入した格好だ。最高裁は、採取事業を行っていたハルレイコンストラクション社および関係者に対し、保護区内での掘削、土砂抽出、およびこれに類するすべての活動を即時に停止するよう命じた。
最高裁によると、技術的調査により同社による採石活動が流域内での地表流出、土壌侵食、および土砂堆積を著しく増加させていることが判明。さらに、野生生物の生息地である作物や植生、果樹の破壊が報告されており、保護区のわずかな景観変化であっても、アンガット・ダム全体の安定性を揺るがし、周辺数州の住民の生命、健康、財産に深刻なリスクを及ぼすと結論づけた。








