エスクデロ、ロムアルデス議員を告訴へ 行政監察院が略奪罪で
汚職疑惑のある治水事業の政府予算化に関与したとしてロムアルデス前下院議長とエスクデロ前上院議長を告訴へ
ヘスース・レムリヤ行政監察院長は6日、記者会見に臨み、治水汚職問題に関して、2024~25年度の政府予算法案の立法化過程で共謀して当該治水事業の予算化を組み込んだとして、略奪容疑でマーチン・ロムアルデス前下院議長とエスクデロ前上院議長の2人を告訴する準備に入ったことを明らかにした。早ければ今年5月までに告訴する方針で、治水汚職問題における訴追対象が上下両院議会のかつてのトップにまで及ぶ可能性が出てきた。7日付英字紙スターが報じた。
レムリヤ氏によると、治水汚職問題に関する前上下両院議長の告訴をめぐっては、両院の他の複数の議員や予算管理省の高官らの関与も浮き彫りになる可能性があるとしている。また、政府予算法の立法化過程における流用疑惑のあるインフラ事業予算の編入をめぐっては、20~22年にかけて下院議長を務めたロードアラン・ベラスコ氏の時代までさかのぼって捜査を行なう可能性もあるとしている。
この動きに対し、ロムアルデス議員の弁護士で報道官も務めるアデ・ファハルド氏は、「行政監察院の手続きを尊重し協力も行う」とした上で、「ロムアルデス氏が治水汚職問題に関する幽霊事業などに関与していたという証拠はない。司法省検察局は有罪に相当する十分な証拠のある事案のみを(起訴に向けた)手続きとして取り組むべきである」とけん制した。
一方、レムリヤ院長は、下院議員らの資産・負債・純資産報告書(SALNs)の情報開示を巡る召喚命令の受け取りを拒否し続けている下院議会のガラフィル事務局長に対し、「もしわれわれが報告書を受け取れない場合には、彼女に免職処分を課すつもりだ」と警告した。
ガラフィル氏は、SALNsの情報開示について、「下院本会議での承認がなければ情報開示することは出来ない」との立場を維持している。








