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日本人3人と中国人逮捕 アンヘレスの詐欺拠点を摘発

593字||社会

入管がアンヘレス市でニセ警察詐欺やオンラインゲーム詐欺、および誘拐・恐喝に関与した疑いで、日本人3人と中国人1人の計4人を逮捕

アンヘレス市で拘束された詐欺容疑の日本人ら4人=入管提供

 フィリピン入国管理局(BI)は22日、パンパンガ州アンヘレス市でニセ警察詐欺やオンラインゲーム詐欺、および誘拐・恐喝に関与した疑いで、日本人3人と中国人1人の計4人を逮捕したと発表した。

 BIのビアード局長によると、摘発作戦は18日の夜、アンヘレス市パパン地区の住宅街で実施された。当局の包囲網に対し、日本人の女2人が車で逃走を図ったが、現場で即座に阻止された。車内にいたのは、大井里穂(27)、森山ゆう(31)両容疑者。さらに、現場にいた加藤宏明(42)、中国人のワン・シンユ(32)両容疑者も同時に拘束された。4人はパスポートや有効な身分証明書を所持していなかった。

 日本大使館職員の立ち会いのもとで行われた取り調べに対し、容疑者らは誘拐・恐喝への関与は否定したものの、アンヘレス市を拠点とした詐欺行為への関与を認めた。ワン容疑者は、詐欺拠点の「責任者」として訓練や運営管理を担っていたとみられている。

 容疑者らはタギッグ市の収容施設へ移送されている。ビアード局長は声明で、「比を詐欺などの国際詐欺の拠点とするわけにはいかない。観光ビザや期限切れの書類を隠れ蓑にできると考えている犯罪グループに対し、我々は容赦なく追跡を続ける」と強い警告を発した。

 政府は今後も外国政府や地元警察と連携し、全国規模で外国人主導の詐欺ネットワークの壊滅に向けた作戦を継続する方針だ。

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