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平和顧問ガルベス氏が辞任 後任にサルミエント元内務相

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大統領府はガルベス大統領顧問の辞任と、その後任にメル・セネン・サルミエント元内務自治相を任命したと発表

ガルベス大統領顧問
ガルベス大統領顧問

 マラカニアン宮殿(大統領府)は21日、カルリト・ガルベス大統領顧問(和平担当)の辞任と、その後任にメル・セネン・サルミエント元内務自治相を任命したと発表した。ガルベス氏は2018年のドゥテルテ前政権下での就任以来、パンデミック対策や和平交渉の最前線に立ち続けてきた。大統領府はガルベス氏のこれまでの「国家への多大なる貢献」に対し深い謝意を表したが、辞任の具体的な理由については明らかにしていない。

 新顧問に抜擢されたサルミエント氏は、地方行政と公共管理の豊富な経験を持っている。今回の人事について大統領府は「和平プロセスにおける文民指導力の強化」を目的とした戦略的な交代であると説明。バンサモロ・ムスリム自治地域(BARMM)の初めての議会選挙(2026年5月予定)を控え、包括的和平合意(CAB)の完全履行という極めて繊細な局面にあることを受けてとみられる。地方自治に精通したサルミエント氏には、草の根レベルでの和平と経済的な再生を加速させる役割が期待されている。

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