経済・エネルギー・安全保障の「深化」を模索 レクト官房長官と中国大使が会談
レクト官房長官が中国の景泉駐比大使と会談。貿易、観光、エネルギー、安全保障の主要分野における協力体制の強化で合意
フィリピンと中国の両政府は、貿易、観光、エネルギー、安全保障の主要分野における協力体制の強化に乗り出した。マラカニアン宮殿(大統領府)は15日、ラルフ・レクト官房長官が14日に中国の景泉(ジン・チュアン)駐比大使と会談し、二国間関係の改善に向けたハイレベルな協議を行ったと発表。最大の貿易相手国の一つである中国との対話再開は、経済の回復力を確保するための現実的な「外交の盾」としての側面を持つ。
会談においてレクト官房長官と景大使は、関係改善に向けた対話の継続を確認し、年内のハイレベルな相互訪問の実現に期待を寄せた。大統領府によれば、両者は観光促進や国民間の交流、比中各都市間の直行便の増便に加え、国境を越えた犯罪への対策についても踏み込んだ議論を展開した。
また、2026年に比が東南アジア諸国連合(ASEAN)の議長国を務め、中国がアジア太平洋経済協力会議(APEC)を主催することを見据え、両国が相互に支持し合う方針も示された。







