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ホルムズ海峡の「安全通行」を要請 比イラン緊急協議、

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ラザロ外務次官とガリン・エネルギー大臣がイランのユセフ・エスマイルザデ駐フィリピン大使と緊急会談を行った

(左から)マリア・ラザロ外務大臣、イランのユセフ・エスマイルザデ駐フィリピン大使、シャロン・ガリン・エネルギー大臣
(左から)マリア・ラザロ外務大臣、イランのユセフ・エスマイルザデ駐フィリピン大使、シャロン・ガリン・エネルギー大臣=国営PNA通信

 マリア・ラザロ外務次官(外務大臣代行)とシャロン・ガリン・エネルギー大臣は1日、首都圏パサイ市内でイランのユセフ・エスマイルザデ駐フィリピン大使と緊急会談を行った。3月31日に大統領府が指示した「ホルムズ海峡における比向け船舶の安全通行確保」に向けた具体的な交渉の第一歩だ。2月28日のイスラエル・米国によるイラン攻撃以来、事実上の封鎖状態にある同海峡の突破口を探る。

 ラザロ氏は会談後、X(旧Twitter)への投稿で「エネルギー協力を中心に、あらゆる面での協力を深めることで合意した」と言明。昨年11月の政治協議の機運を維持しつつ、現下のエネルギー危機打開へ向けた「重要な道筋」を議論したと述べた。

 世界の石油供給の20%が通過する同海峡の封鎖は、フィリピンのようなエネルギー輸入依存国を直撃。軽油120ペソ(一部では140ペソ)やLPG1500ペソといった価格暴騰を招き、政府は「国家エネルギー緊急事態」の発令を余儀なくされている。

 現時点で具体的な「通行許可」の合意内容は明らかにされていないが、政府は外交ルートを通じて、国民の生活を守るための石油供給を守る姿勢だ。

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