フィリピン新聞

マニラ
34度-23度
両替レート
1万円=P3,730
$100=P5985

比初の肥料工場、年内着工へ 2027年の稼働を目指す

344字||経済

農務省は、国内初となる肥料工場の建設に向けた起工式を、年内に挙行する方針を明らかにした

農務省カラガ地域事務所から肥料の配布を受ける南スリガオ州の農民ら
農務省カラガ地域事務所から肥料の配布を受ける南スリガオ州の農民ら=同省

 農務省(DA)は22日、フィリピン国内初となる肥料工場の建設に向けた起工式を、年内に挙行する方針を明らかにした。DAのロジャー・ナバロ次官は会見で、現在進めている実現可能性調査が8~9月に完了すれば、11~12月にも着工が可能であるとの見通しを示した。順調に進めば2027年末までに国産「尿素肥料工場」が稼働することになる。

 現在、国内の肥料価格は尿素1袋(50キロ)あたり最大2748ペソに達しており、農家にとって極めて重い負担となっている。DAのアーネル・デ・メサ報道官は、今回の調査費用としてアジア開発銀行(ADB)に対し100万ドルの助成金を要請していることを明かし、短期的な対策としてはマレーシア、インドネシア、ブルネイといったASEAN諸国との調達交渉を継続するという。

経済