砂糖価格下落で農家の声反映へ 議会調査に参加求める
砂糖価格下落を受け、小規模農家の声を議会調査に反映し支援策検討が進む
ハビエル・ミゲル・ベニテス下院議員=西ネグロス第3区=はこのほど、国内産砂糖の農家出荷価格の下落を巡る下院調査において、小規模サトウキビ農家の直接参加を求めた。現場の声を政策に反映させる必要があると強調している。地元英字紙デイリー・ガーディアンが14日報じた。
ネグロス州はフィリピン最大の砂糖生産地で、年間約180万トンと全国生産の半分以上を占める。2024~25年の製糖期初頭には、価格が1袋(50キロ)当たり平均2200ペソと、生産コスト2500ペソを下回り、多くの農家が赤字に陥っている。肥料や燃料、人件費の高騰も重なり、特に小規模農家への打撃は深刻だ。
ベニテス議員は、農家が公聴会に出席するための渡航費の一部支援も検討していると明らかにした。また、輸入業者や業界関係者も招致し、輸入量と国内需給の整合性について検証する方針。
同州第6区のメルセデス・アルバレス議員も、小規模農家の約85%が支援策の情報不足を懸念していると指摘。議会は調査を通じて実効性ある対策を導くとし、農家の声を重視する姿勢を示している。(川上佳風)








