コメ輸入再開も関税引き上げへ 2月からと農務省
農務省は1月からコメ輸入を再開。コメの輸入関税の15%から20%への引き上げは2月に延期
農務省は昨年9月から4か月間にわたりコメ禁輸措置を実施していたが、1月初めからコメの輸入を再開した。しかし、1月16日から実施する予定だった、コメの輸入関税を現行の15%から20%に引き上げる措置は2月へと延期すると発表している。23日付け英字紙マニラタイムズが報じた。
また、ラウレル農務相は国内のコメの収穫期である3~4月には再度、輸入禁止措置を再開すると明言しており、現在のコメの輸入手続きをを2月末までに完了させるよう輸入業者らに念を押している。同相は「2月末を超えて輸入されたコメはすべて輸出国に送還する」と強硬的な立場を示している。
一方、農務省植物産業局(BPI)によると、今年1月から2月までに輸入されるコメの量は30万トン規模に留まるとしている。今年に入り輸入されたコメは17万8397トンだという。
また、BPIはコメ輸入ガイドラインを改定し、コメの輸入港として新しくバタアン港とポロポイント港を追加すると明らかにした。これまでコメの輸入港はマニラやセブ、カガヤンデオロやダバオ、ジェネラルサントスやタクロバン、バコロドやイロイロなど17港に限られていたが、今後19港体制になるという。
フィリピンのコメ輸入量は2024年に過去最高となる480万トンに達したが、25年度はコメの禁輸措置が4か月続いたこともあり、339万トンに下落している。農務省では国内のコメの農場渡し価格が安定するのを最優先とし、コメの輸入政策を結締する意向だという。






