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NBI局長発言でカエタノ議員らの疑惑再燃 19年東南アジア競技大会を巡る不正疑惑

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 サラ・ドゥテルテ副大統領の弾劾裁判のさなか、ある古い問題が再び取り沙汰されている。

 15日の弾劾裁判は、ロビンフッド・パディリヤ上院議員の支持を受けたアランピーター・カエタノとピア・カエタノの兄妹議員が、弾劾手続きにおいて少数派グループを威嚇しようとする動きがあると見なして、そのことを嘆くことから審理が始まった。

 彼らは、国家捜査局(NBI)のメルビン・マティバグ局長を、この脅迫の黒幕として名指しした。アランピーター・カエタノ氏は、副大統領による大統領夫妻らへの重大な脅迫事件に関する自身の証言日程を再調整するよう求めたマティバグ局長の要請に異議を唱えていた。

 マティバグ氏は、タイのバンコクで開催される国際犯罪に関するシンポジウムに出席できるよう日程の変更を求めていた。カエタノ議員は、このような言い訳が他の証人にとって先例となると懸念を示した。

 上院がマティバグ氏の要請を承認する採決を行う中、同氏は、2019年の東南アジア競技大会(SEAゲームズ)に向けてタルラック州カパスに建設された95億ペソ規模のニュー・クラークシティー・スポーツ複合施設における不正の疑い、特に陸上競技場の外にある高さ50メートルのスポーツ用聖火台に5000万ペソが費やされた件について、NBIが調査を行うと述べたのだ。

 当時下院議員だったカエタノ氏はフィリピン・SEAゲームズ組織委員会の委員長を務めていたが、スポーツ複合施設の建設と資金調達は、当時ヴィンス・ディゾン氏(現公共事業道路大臣)が率いていた基地転換開発庁(BCDA)が担当していた。BCDAはマレーシアの企業MTDキャピタル・ベルハッドに契約を授与していた。

 当時のロドリゴ・ドゥテルテ大統領は、カエタノ氏に不正への関与はないと断じ、カエタノ氏に対する調査は行われなかった。しかし2020年、ある一般市民が、契約における公開入札が行われていなかったことを理由に、ディゾン氏ら数名に対し、公金横領および汚職の疑いで行政監察院に告発を行った。この件は未解決のままである。

 マティバグ氏は、公開入札が行われなかったこと、同事業に関する数十億ペソの精算が行われていないこと、および政府年度予算への議会による追加条項を通じて資金調達が急がれたという疑惑についてNBIが調査を行うと述べた。

 マティバグ氏は具体的な名前には言及しなかったが、カエタノ兄妹は、現在進行中の弾劾裁判の最中に、この発表が上院の少数派(ドゥテルテ派)に対して威嚇効果を与えることを意図したものだと感じた。これは特に、最近、少数派の上院議員であるジンゴイ・エストラダ氏とロダンテ・マルコレタ氏の2人が略奪罪容疑などで逮捕され、保釈なしで勾留されている状況を踏まえたものである。

 マティバグ氏の発表のタイミングがそのような憶測を招くものであり、証人が裁判を欠席して海外へ逃亡する懸念も妥当ではあるが、この論争は、ディゾン氏に対する未解決の事件とカエタノ氏の関与の可能性について、行政監察院に再認識させるべきである。

 同院のヘスス・クリスピン・レムリヤ院長は、説明責任の追及において「聖域」は一切設けないと断言した。この姿勢は、ディゾン氏に対する事件の再審査や、カエタノ氏に対する調査の可能性が浮上する中で、試されることになるだろう。(7月16日・スター社説)

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