「日本ファンを増やして」 大使が日本語パートナーズを歓迎
遠藤大使が日本語パートナーズ19人を激励。「日本ファンを増やしてほしい」
遠藤和也駐フィリピン日本大使は10日、首都圏パサイ市の日本大使館を表敬訪問した国際交流基金の「日本語パートナーズ」第13期19人を歓迎した。
19人は国際交流基金マニラ日本文化センター(JFM)の鈴木勉所長らとともに大使館を訪問。今週から全国に派遣される。
今年が日本とフィリピンの国交正常化70周年に当たることを踏まえ、遠藤大使は、日本語パートナーズが両国の人的交流をさらに豊かにする重要な文化交流の橋渡し役になることへの期待を表明。
あいさつで「地域やコミュニティーによっては、皆さんが地元の人々にとって唯一、接する機会のある日本人になるかもしれない。そのことで過度な負担を感じてほしくはないが、一人でも多く、日本を好きになったり、日本に関心を持ったりする『日本ファン』を増やすような活動をしてもらえれば、一層ありがたい」と述べた。
さらに「次の世代の、フィリピンの側において日本との関係を、どういった形でか構築し、色んな形で支えていく層を作っていく仕事の、サポートをしていただくということになる」と指摘。「これはすごく意味がある。中長期に見ての大きな『投資』になっていくだろう」と語った。
また、両国の外交関係が正常化された1956年当時と比べ、「日本社会にとって、あるいは日本という国にとって、フィリピンのパートナーとしての重要性は増してる」と指摘した。
日本語パートナーズ事業は、日本人をフィリピンを含むアジア各国の主に中等教育機関へ数カ月間派遣し、現地の日本語教師や学習者を支援する取り組み。
国際交流基金が日本から派遣するパートナーズは、授業で日本語教師を補助し、日本語や日本文化を紹介する。授業以外でも、派遣先の言語や文化、習慣を学びながら、地域の人々と幅広く交流することが奨励されている。
今回の第13期は今後、首都圏、バギオ、パンガシナン、ヌエバエシハ、ブラカン、ラグナ、バタンガス、南カマリネス、アルバイ、イロイロ、セブ、ボホール、ダバオの各地の学校に配置される予定。(ロビーナ・アシド)








