比体操指導者を日本で研修へ 釘宮コーチと日本体操協会が構想
ユーロ選手の長年の指導者として知られる釘宮宗大コーチが比体操コーチの日本研修を構想。指導者育成へ資金確保を模索
パリオリンピックで金メダル2個を獲得したカルロス・ユーロ選手の長年の指導者として知られる日本体操協会(JGA)の釘宮宗大コーチが、フィリピンの体操指導者を対象に日本で研修合宿を行うプログラムの実現に向けて検討を進めている。釘宮氏がフィリピン新聞の取材に対して明らかにした。
釘宮氏は比における体操競技の発展について、「基礎体力の向上と正しいフォームの習得をさらに体系化する必要がある。幼少期からの段階的なトレーニングカリキュラムの導入や、現地指導者に対する指導法の定期研修の強化が急務だ」と指摘。選手が継続的に成長するためには、現地の指導者のスキルアップと育成システムを構築することが不可欠であると強調した。
構想中のプログラムは、比人コーチを日本に招いて実施する研修合宿形式を予定している。渡航費、宿泊費、講習費などの経費を賄うためのスポンサー獲得が必要となっており、釘宮氏は現在「さまざまな関係者と協議・交渉を進めている」と明かした。実施時期についてはスポンサー資金の確保次第としている。
釘宮氏は20、22日の2日間、日本体操協会コーチ育成委員会の明名亜希子委員長とともに、マニラ市イントラムロスのフィリピン体操協会(GAP)ジムで「年齢別育成トレーニングクリニック」を開催。現地の若手選手らを直接指導した。釘宮氏は「『未来を育む』をモットーに、体操にとどまらずスポーツを通じて国境を越えた信頼関係を築き、次世代の可能性を育む架け橋となりたい」と意気込みを語った。。(ロビーナ・アシド)








