口座残高とSALN「不一致」 下院検察側「意図的な資産隠し」
下院検察側、サラ副大統領の口座残高とSALN不一致を指摘、「意図的な資産隠し」と主張
サラ副大統領の弾劾裁判で下院側検察団は6日、サラ氏と夫のカルピオ弁護士に関する銀行口座の残高と、サラ氏の資産・負債・純資産申告書(SALN)の申告額が一致していないとして、「意図的な資産隠し」を示すものだと主張した。
検察側は上院弾劾裁判所で、8銀行の記録から両氏に関係する少なくとも30の口座があることが示され、2022~2025年の各年末残高を合計すると1億9000万ペソを超える見通しだと説明した。これは各年の年末残高を足した数字で、同時点に1億9000万ペソを保有していたことを意味しない。
年別では、2022年が5900万ペソ超、2023年が7100万ペソ超、2024年が2200万ペソ超、2025年が3500万ペソ超とされる。
検察側によると、2022~2025年のSALNには手元現金や銀行預金として個別に申告された額はなかった。一方、弁護側は現金は「その他の個人資産」に含めて申告していると主張している。
検察側は2022年のSALNを例に挙げ、カルピオ弁護士が807万5000ペソ、サラ氏が225万ペソと300万ペソを「その他の個人資産」に計上し、合計1332万5000ペソだったと説明。これに対し、銀行記録から同年末残高が5900万ペソを超えることを立証する方針を示した。
検察側は8銀行の担当者13人から記録や証言を提出させ、各年末残高の全体像を確定した上でSALNと比較する方針。弾劾訴追の第2条項は、説明のつかない資産や財務申告の不一致を巡る疑惑を対象としており、検察側は残高が申告額と一致しなければ「説明のつかない資産」に当たると主張している。








