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「貨物室で爆発音」 5人死亡、86人不明、コロン沖フェリー火災

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コロン沖のフェリー火災で5人死亡、86人安否不明、当局が出火原因を調査

火災事故が発生したフェリー「ジューン・アスター」
火災事故が発生したフェリー「ジューン・アスター」=PCG

 フィリピン沿岸警備隊(PCG)は10日、首都圏マニラ市からパラワン州コロン町へ向かっていた旅客・貨物フェリーで9日に火災が発生し、5人が死亡、43人が救助され、86人の安否が確認できていないと発表した。PCGや陸軍、民間船などがコロン沖で捜索救助活動を続けている。

 火災が発生したのは、アティエンサ・インターアイランド・フェリーズ社が運航する「ジューン・アスター」。マニラ市バセコからコロンへ航行中の9日午後6時45分ごろ、コロン町マルシリャの北東約1・2カイリ(約2・2キロ)の海域で出火した。乗船名簿には乗客117人と乗組員17人の計134人が記載されていた。

 出火原因について、PCGは10日の会見で、生存者の1人が火災が急速に広がる直前、貨物室から大きな爆発音を聞いたと証言していることを明らかにした。同船にはオートバイ5台、電気自動車1台、フォークリフト1台、ピックアップトラック1台のほか一般貨物が積まれていた。PCGは爆発の原因や積載物との因果関係については特定しておらず、火災原因を含む包括的な調査を行う。破壊工作やテロの可能性を問われたPCG報道官は、現段階で結論を出すのは早いと述べた。

 PCGによると、同船の最大搭載人員は330人で、安全検査を通過していた。救助された43人にはチリ人2人が含まれている。一方、濃い煙と船内の高熱、さらなる爆発の危険があるため、10日も救助隊は船内に入れない状態が続いた。

 PCGは44メートル級巡視船2隻と小型船3隻を投入。PCGパラワン管区を中心に、陸軍の救助艇、地元漁船、民間リゾートが所有する船舶も捜索に加わり、軍用機1機も待機している。

 海事産業庁(MARINA)の資料によると、火災が発生したジューン・アスターは2002年建造で、総トン数490・49トン。

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