サラ氏43%、ロブレド氏34% 次期大統領調査、年代別で逆転
次期大統領選のOCTA調査でサラ氏が全国で9ポイント先行、首都圏では両氏が34%で並ぶ
フィリピン大などの研究グループ「OCTAリサーチ」は4日、次期大統領選でサラ副大統領とサラ氏への対抗馬として最有力のロブレド前副大統領(現ナガ市長)の一騎打ちになった場合の投票選好調査(7月)を発表した。それによると、サラ氏に投票するとの回答が43%(3月比3ポイント減)、ロブレド氏が34%(1ポイント減)となった。6月末~7月上旬に実施された民間調査会社パルスアジアによる世論調査では、サラ、ロブレド両氏の一騎打ちシナリオの場合、サラ氏は52%、ロブレド氏が39%の票を集めるとの結果が出ていた。
地域別では、首都圏で拮抗、ルソン地方でロブレド氏優位、ビサヤ、ミンダナオ両地方でサラ氏優位だった。
今回の調査では首都圏で両氏が34%と横並び。前回はロブレド氏52%、サラ氏32%で、ロブレド氏が20ポイント上回っていたが、今回は同氏が18ポイント低下したのに対し、サラ氏の上昇は2ポイントにとどまった。未定層は約15%から32%に増えており、OCTAはロブレド氏の支持率低下分がサラ氏への支持に移ったというより、未定層の増加として表れた可能性を指摘した。
ルソン地方(首都圏除く)ではロブレド氏が51%、サラ氏が27%。ビサヤ地方ではサラ氏51%、ロブレド氏26%、ミンダナオ地方ではサラ氏76%、ロブレド氏6%だった。サラ氏はミンダナオで圧倒的優勢を維持したが、前回の88%から12ポイント低下した。
▽若者はサラ、中高年はロブレド
年代別では54歳以下の全区分でサラ氏、55歳以上の全区分でロブレド氏が上回った。サラ氏は25~34歳で61%と最も高く、ロブレド氏は75歳以上で61%に達した。18~24歳ではサラ氏38%、ロブレド氏33%、未定など29%だった。
戒厳令期や1986年エドサ革命(アキノ政変)の記憶の残る年代かどうかで大きく分かれた。
OCTAは調査期間中、サラ氏の弾劾裁判が注目を集める一方、ロブレド氏が2028年の国政選挙への出馬を否定していたことを背景として挙げた。
調査は7月4~11日、全国の1200人を対象に対面方式で実施。全国の標本誤差はプラスマイナス3%、主要4地域は同6%。








