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マスク着用や外出自粛を要請 カリマンタン島の森林火災煙害で

640字||気象・災害

インドネシアの森林火災によって発生した煙害がルソン地方やビサヤ地方の一部に到達。保健省がマスク着用や外出自粛を要請

インドネシア中央カリマンタン州プランピサウのトゥンバンヌサ地域で、消防士たちが放水と延焼防止のための溝作りで山火事を消火しようとしている
インドネシア中央カリマンタン州プランピサウのトゥンバンヌサ地域で、消防士たちが放水と延焼防止のための溝作りで山火事を消火しようとしている=8月30日、AFP時事

 保健省は1日、インドネシア・カリマンタン(ボルネオ)島の森林火災によって発生した煙害(ヘイズ)が西南モンスーン(ハバガット)の影響でルソン地方やビサヤ地方の一部に到達しているとして、市民に対し屋外での高機能マスクの着用や不要不急の外出自粛を求める緊急保健アドバイザリーを発令した。

 飛来したヘイズには微小な煙や埃、灰などの汚染物質が含まれており、急性呼吸器障害や目の痛みを引き起こすおそれがある。主な症状として息苦しさ、咳、胸の痛み、目の痒みや涙目が挙げられ、ぜんそくなどの既存の呼吸器疾患を悪化させる危険性がある。特に小児、高齢者、ならびに心臓や肺に基礎疾患を持つ人々に対して同省は「通常時の2倍の警戒が必要だ」と注意を促している。

 有害物質への暴露を最小限に抑えるため、保健省は影響を受ける地域の住民に対して①屋外に出る際は微粒子を遮断できるN95マスクを着用する。N95が入手困難な場合は、湿らせたハンカチや布の使用、あるいはマスクの2重着用や布を2重に折って鼻口を覆う②不要不急の外出を控え、ドアや窓の隙間を塞いで室内環境を密閉する――などの対策を求めている。また、視界が悪くなるため運転時の安全確保を徹底するよう指示している。

 保健省は各地の住民に対し、居住地域の大気質状況をこまめに確認し、自らの安全を最優先に行動するよう求めた。また、体調が急変した場合や緊急の医療支援が必要となった場合は、緊急ホットライン「911」へ即座に連絡するよう呼びかけている。

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